展示情報

描き人 林久美子展

会期:4月10日(木)〜 5月11日(日)
時間:9:00-17:00(土日祝日定体)
会場:北のくらし研究所
入場料:あり
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  • #林久美子

2025.03.31

  • #林久美子

北のくらし研究所では、アーティストの林久美子さんの多様なモチーフに描いた世界をとりあげる展覧会を開催します。

もうあっという間に時は経ち、潔く天国でのお仕事のためにさっさとこの星から次の星に向かった描き人。観察という視点で拾い上げていく彼女の愛したモチーフたち。ガラス、リトグラフ、テキスタイルなどのひとつひとつの仕事を通して描き人としての林久美子さんを検証します。期間中にはイベントやワークショップも予定しております。お楽しみに。

 

クリエイティブディレクターわいないきょうこより

日常にいた大事な人 林久美子。
彼女がよく話していたのが子ども時代の話。

当時、彼女の育った赤坂の街になかにも、ぺんぺん草やたんぽぽやクローバーやてんとう虫やオケラもここそこにいたのです。ルーペ片手に覗き込んでそれを大切にひとつひとつ拾い上げて描き留めて命を吹き込んだ人でした。

2010年、私が夫を癌で失うというその時に彼女と出会ったこともあって、死というものにどう立ち向かうのか?という日々。そんなことがまだまだフレッシュなうちに彼女の発病という日常に一緒に立ち向かうことになりました。そのことはいまだに強烈な日々として思い出されますが、希望を捨てずに希望の持てる日常であることの大切さを噛み締めていることだったように思えて仕方ありません。

クヨクヨすることを絶対にせずに普段のまま、ドラマがないことを祈る彼女の辿った道は逆に意識が白濁するほどきつかった最期に日常を求めたおかげで『あ。寝てた。』と意識を戻したこと。天国に行く途中で現世に戻ることができることを証明した人でもありました。

彼女の中にある描くこと、描く線には迷いはひとつもありません。
描き記し見えている世界は愛と光に満ち溢れていました。

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